どう考えてみても、やっぱり悔しい
高校生の頃に初めて聴いて
衝撃を受けたのは
たぶん思春期のあんな感じとか
反抗期のあんな感じとかに
なんか合っていたからなのかなと思っていたけど
改めて聴いてみても
やっぱりすごいな、と
そう思うのはもしかしたら、
今のわたしが
あの頃と同じように
思春期っぽい感じだったり
反抗期っぽい感じだったり、するからなのか
もしそうだとしたら
この成長してない感というか
退化した感に悲しくなるけど
いやいや
そんなこと関係なくて
ただどれだけ時を経ても
色褪せずめちゃめちゃかっこいい歌だから
仕方がないっていうだけ
超ベタな話になるんだけど
やっぱり結局、"自分" があるひとがかっこいいっていう
仕事や趣味、好きなことがしっかりあって
それに対して真っ直ぐに貫いてる感じは
どうしても魅力的に映ってしまうもので
誰かの好きなことに影響されたり
好きなひとの好きなことに合わせて
中途半端にふわふわしてるんじゃなくて
そうやって、
"自分" を発信し続けていることによって
自身の魅力がさらに高まるということ
それを知らずに無意識にそうやってるのか
はたまた計算なのかはとりあえず置いておいて
惹きつけられていることには変わりない
そして
だからわたしも、そうでありたい
こんなところで受け取るはずじゃなかった
きらびやかなナゴヤドームで
悲願達成して 感極まって
涙でぐしゃぐしゃになりながら受け取って
大きく手を振って見せてあげる予定だった
そうしたら何かが、変わっていたかもしれない
きっともうさすがにみんな切り替えてると思うけど
わたしはいまだにやっぱり悔しい
どう考えてみても、やっぱり悔しい