自分以外の誰かに知っててほしくなるときがあるの
あと何回経験するかわからないけど
バレンタインデーが来るたびに
2018年のバレンタインデーを
思い出すんだろうな、と思う
彼が展示会と商談のために
1泊2日の東京出張で
わたしは休みを被せてついていってたの
あんな楽しいバレンタインは
もう二度とないだろうなぁと思うくらい、
それはもう、最高の2日間
朝は別々に東京入り
わたしは朝に行きたいところがあったから
始発で向かって
彼はお取引先とのお約束がお昼前だったから
それに間に合うように向かってた
ひとりの移動時間もだいすきだったし
気を遣わずひとりで行きたいところも多いから
こういう感じ、すごくよかったなって
一緒にいく?とか
ひとりのほうがいい?とか
そんな会話すらなくて
当たり前のように別々に向かう感じが
すごくよかったなぁと
彼はどう思っていたか知らないけど
ちなみに
朝のうちにひとりで行きたかったところは
ここ↓と、
↓ここ
彼のお取引先にも
後輩としてついていくことができたから
(実際は同じ部門ではなかったけど
会社もフロアも同じだったから
お取引先から見ても
全然怪しまれることはなかったの、)
だいすきな革靴のブランドや
お気に入りの
インポートのセレクトショップ様の展示会で
貴重なアイテムをたくさん見せていただけたり
かっこよく商談するのを
間近で見られたのは
しあわせすぎてどうにかなりそうだった
あれが最初で最後だったもんなぁ
バレンタインデーギフトには
チョコではなくて
英国王室御用達;フォックスアンブレラの
ブラックウォッチ柄の
折り畳み傘を用意していたんだけど
なんと
ふたりのだいすきなパラブーツの直営店で
わたしにとって2足目のパラブーツを
"プレゼントしますよ"って、
逆バレンタインしてくれたから…
すっかりプレゼント交換になってしまって
それがとても申し訳なくて、嬉しくて、
しあわせだった
そして夜はまた別々に予定が入っていて。
彼は大学の頃のお友達とごはん、
わたしも大学の頃の後輩の子とごはん、のあと
夜の新宿でララランドを、
しかも爆音映画祭で、おひとりさま映画…!
それぞれしっかり楽しんだら、
夜は彼が取ってくれていたお部屋に
一緒に泊まることになっていて、
東京で、彼の待つお部屋に帰る、
しかも翌日も一緒に過ごせるという…
このとんでもない非現実感は
もう最高でしかなかった
彼の過ごした大学近くのホテルだったから
チェックアウト後、
ちょっと懐かしそうにしながら
駅まで歩いていたのが
すごく新鮮で印象的だった
ふたりでいつものように
たくさん百貨店をパトロールしたあと
有楽町の高架下で
あの有名な千葉スペシャルの
千葉さんご本人に
お互いの大切なパラブーツを
ぴかぴかに磨いてもらって
大丸でお弁当とビールを買って
新幹線で食べて飲んで仲良く寝るという、
これは東京出張帰りのルーティン…
たしかどこにもこの2日間のことを
書いていなかった気がしたから
ひとまず時系列に沿って
思い出したままに書いていってみたけど、
ほんとに、昨日のことのように
いろいろすべて
鮮明すぎるほどに詳細に思い出せることが悔しい
またゆっくり時間のあるときに
細かいことまで書き残しておこう
自分の中だけに閉まっておこうと
思うこともたくさんあるけど
あんなに楽しくて楽しくて仕方のない時間が
夢の中の出来事じゃなく、
たしかに現実で、
わたしはたしかにしあわせだったという事実を、
自分以外の誰かに
知っててほしくなるときがあるの