実際は気持ちだけじゃ結局なにも、なのです
オープンして2日目のお昼過ぎに、
ほんとうに、ごくごくナチュラルに来てくれて、
「これが気になってたんです」と言って
さっとフィッティングして
さくっとお買い上げくださいました。
オープンして早いタイミングで
行こうと思っていてくれたことが
とても嬉しかったし、
「これが気になっていたんです」というのは
これまでのSNSでの投稿を
ちゃんと見てくれていないと出てこない言葉…
…と、ちょっと、この時のことは、
また改めてゆっくり書き残しておくとして。
オープン5日目にわざわざ遠方から来てくれた彼女は、
「現金が嬉しいよね、
カード手数料引かれるもんね、そう思って…」と
大金を現金でお支払いしてくれて。
交通費だけでも ものすごくかかっているのに、
さらにこちら側の手数料のことまで気にかけてくれて、
こんなにも考えてくれているのかと本当に驚いたエピソード。
そしてお盆休みには、
東京から帰省してきていた彼が
短い滞在時間の中で来てくれて、
「いいね」と
口数が少ないなりにひとこと褒めてくれて
「じゃあこれどっちも(もらうね)」
「これが、いちばん嬉しいでしょ?」と。
さらに、先日来てくれた彼女は、
「今日はいっぱい試着するために
(履いたり脱いだりしやすいように)
ビルケン履いてきたんよ!季節おかしいと思うけど(笑)」と笑って、
宣言通り、たくさんフィッティングを楽しんでくれて、
たくさんお買い物してくれて、
さらにSNSで情報をたくさん拡散してくれて。
やっぱりなぁ、と つくづく思う。
わたしのすきなひとたちは、
ほんとうにわかってくれているな、と。
お店を持つことがゴールではないこと。
ここからがスタートだということ。
今のわたしにとって、何がいちばん嬉しいかということ…
お花もお菓子も置物も、お気持ちはとても嬉しかったけど、
わたしが本当に欲しいものは、
そういうものでは全くないということ…
わたしのだいすきなひとたちが、
それぞれは接点のないひとたちなのに、
わたしに対する対応が、言動が、
あまりにも共通していたのでつい、書き残しておきました。
わたしも逆の立場になったとき…
…だいすきなひとが苦労して頑張っていることに対して、
応援している気持ちを行動で表せる機会を得たとき…
ほんとうにそのひとが喜ぶこと、
そのひとの助けになることは何かを
ちゃんと見極めて、動けるひとでありたいなと。
「気持ちだけでじゅうぶん嬉しい」というのは
よく聞くフレーズだけど、
実際は気持ちだけじゃ結局なにも、なのです。